熊本・九州産の菊芋を使用。
菊芋は生産物の中でも腐るのが早いため、すばやく洗浄を繰り返しボイル殺菌されます。
工場に次々と運ばれてくる菊芋を新鮮なうちに加工するため、かかりっきりになります。
菊芋自体の味が無いため、味や香りにクセが無く飲みやすいお茶です。
香ばしいその味は、時に「ごぼう茶と似てる」と言われることも。
ただ糖質が多いのか焙煎機に長い時間入れておくことは出来ません。タイミングが難しく経験がものを言う焙煎作業です。
焙煎時の手間は否めませんが非常に人気もある注目のお茶です。
2015年11月 佐賀県唐津市で収穫に入った菊芋です。
入 荷
11月になると「今年もいいものが出来上がった。いつ持ってきていいね!」と連絡が入ります
泥落とし
土が付いたままの菊芋を洗浄機に投入し泥を洗い落とします。
調 整
菊芋はゴツゴツしていて大きな芋の横に小芋がデコボコあります。その小芋を包丁で切り分け丸く仕上げます。もちろん手と包丁で1つづつです。
皮むき
調整されて丸くなった菊芋は皮むき機に入れられキレイになります。この時に時間を間違うと皮だけではなく、実も剥げて無くなってしまいます。(泣)
洗 浄
皮むきされて美人になった菊芋は洗浄機に入れられ洗い損なった泥などをキレイに洗い流してくれます。
ボイル
簡単な殺菌を行います。この時長時間入れるのではなく芯に熱が通るくらいにボイルしています。
カット
乾燥しやすい大きさにスライスされます。ダイスカットやササ切りなど色々ありますが、菊芋はスライスがいいようです。
乾 燥
24時間かけて乾燥されます。
菊芋は特に乾燥に時間がかかります。急がない時は天日干しをして乾燥機にかけることがあります。
焙 煎
製品の命は焙煎にあります。それ迄どんな難しい作業や工程を通ってきたとしても、ここで間違えれば魂が入りません!!
粉 砕
粉砕をしてから焙煎か、焙煎をしてから粉砕か。通常であれば粉砕をしてから焙煎が基本になります。焙煎してから粉砕は旨みが出にくい原料に限っています。
分 包
ここで言う分包はティーバッグ機械で無漂白のティーバッグ紙に、決められたg数を個包装されることです。
包 装
ティーバッグ機にて個包装された製品を決められた包装を袋に入れていく作業になります。電子計りにてチェック、間違いの無いよう袋詰め!シールされます。